3曲目 「シーカーズ22」について
- polopolopollaid
- 2022年8月21日
- 読了時間: 2分
のくたべさんが自身のブログでも楽曲解説をしているので、よければこちらもご覧ください。めっちゃ詳しいです。https://noctavation.netlify.app/p/seekers22/
自分からは歌詞の気持ちを軽く説明くらいにしておこうと思います。
歌詞に盛り込んだテーマは「目の前の世界に向き合う」ということと「コミュニケーションありがとう」ということです。前者はリファレンスにしていた地平線ストライドという曲に強く影響を受けています。
「だって地球は宝箱 こじあけたい! うずもれたい!」(『地平線ストライド』より)
わかる。とてもいい歌詞ですね。でも一発でいいなーと思ったわけじゃなく、はじめ特に何も感じていませんでした。
もう長いこと地球にいるのですが、毎日毎日同じようなルートを往復して同じような暮らしをしていると、地球が宝箱だって言われてもあまりピンときません。でも地平線ストライドはそう言ってるし、そこのとこ実際どうなん?
そんなことを思って旅行なりキャンプなり行くと、目的地に近づくにつれてだんだん日常の無機質さが薄れてきて、いざ森とか雲とか海とか星とかに出会うとそれらがありえない圧力をもって目の前に立ち現れてくるようになる。こんなん宝じゃん、つまり地球は宝箱ってことじゃん!地平線ストライドは本当のことを言っていたんですね。翻って、風景とか物を眺めることのおもろさを普段からおもろがれる方が何かとお得だなという思いを持つようになりました。
例えばこんな大事っぽいことを旅行とか行くとじわじわ考えたりするんですが、なかなかまとまって言葉になりません。こういう時、話を聞いてくれる人がいてくれるとラッキーです。この大事感を共有したいというモチベのもと人に話すと多少考えが整理できる気がします。ところが、こんなのは言っちゃえば自分の関心によった独りよがりの会話で、往々にして他人がおもしろいかどうか保証できないまま喋ってしまっています。だからこそ興味なくても、あんまりうまいこと言い表せなくても、それでも聞こうとしてくれたりするとめっちゃありがたいなと毎度思うわけです。もし一緒に興味もって考えるとかできたらこんなに嬉しいことはない。
結局『スタンドバイミー』みたいな、どうなるかわからんけど俺たち探検しようやみたいなイメージに率直に憧れを抱いているということですね。『スタンドバイミー』観たことないけどたぶんそういうことですよね。
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